研究成果

 当会では、毎回の放課後当事者研究会で得られた”生きづらさ”に関する研究の成果を、分かりやすく図式化し、多くの人に向けて、安全に、公表したいと考えています。


方針:

・自分の中の"生きづらさ"を語る「言葉」や「表現」を発明・発見し、シェアします。

・自分について「他人事のように」研究することを目指します。

・本人の生活世界が他人にも想像できるように伝わる表現を目指します。

・客観性を押し付けるような表現ではなく、本人の主観的な体験により良く一致するような表現を目指します。

・「その人の"生きづらさ"はその人のモノ」を合言葉に、公表された情報は常に、研究者本人が管理の権限を持つように配慮します。

・多くの人で共同し、今よりもさらにより良い表現を求めて磨き上げていきます。


個人の研究:

<べとりん>の研究 「自分の作った空間ではない場所が怖い」ことの研究

キーワード:空間からのまなざし 自意識 

by <べとりん>

 

<れいぞうこ>の研究 「話し過ぎることへの恐怖」の研究

キーワード:会話が苦手 プラスの会話/マイナスの会話 会話の通知表モデル

by <れいぞうこ>

 

・<すし>の研究 「目標が達成できない不安」の研究

キーワード:ハードル やる気 達成感 安心感 不安

by <すし>

 

・<ゆりこ>の研究 「職場でどう振る舞っていいのか分からなくて焦り、元々は言いたくなかったことを話してしまうこと」の研究

キーワード:職場 憑依 罪悪感への対処

by<ゆりこ>

 

・<ふで>の研究 「営利企業で働ける気がしないこと」の研究

キーワード:社会が怖い 評価するまなざし シャットアウト

by<ふで>

 

説明モデルの提案:

「多重会話フィルターモデル」

説明:会話の場に参加者が多いほど話しづらくなる現象を説明するモデル

キーワード:会話が苦手

by <せんぷうき>

 

「会話の責任モデル」

説明:自分だけが話していると不安になる現象を説明するモデル

キーワード:会話が苦手

by 2月11日Skype研究会

 

・「会話の輪」モデル

ずっと笑顔で話を聞いているのが疲れる/受け身のコミュニケーション

キーワード:会話が苦手

by 2月17日研究会

 

「一つの定規モデル」

自意識の分析

キーワード:自意識 プライドが高い 人を見下す アイデンティティ

by <べとりん>

 

・「過敏性逃避&別回路確保モデル」

引っ込み事案な人が、何かに対して依存的な行動を示す場合

キーワード:過敏な人、繊細な人 人の感情が分からない シャットアウト SNS依存

by <べとりん>

 

・「自己開示の調整モデル」

オタクとリア充のコミュニケーションスタイルの比較

キーワード:自己開示 サークルクラッシュ オタクのコミュニケーション リア中のコミュニケーション コミュ障 ぼっち

by 4月10日研究会

 

・親密度サイクルモデル

初めての相手と友達になる時、初めての職場に馴染むとき

キーワード:自己開示

by <べとりん>

 

・まなざしのメタ認知モデル

既存の価値観を解体しすぎて物事に意味を感じられなくなる

キーワード:まなざし 空虚 脱構築

by <べとりん>

 

・本当の自分モデル

自分を「キャラ」と「本当の自分」に分けて考えるモデル

キーワード:まなざし 自己肯定感 本当の自分

by <べとりん>(講義で習ったのを持ってきました)

 

・メタ視する私モデル

自分をメタ視することについてのモデル

キーワード:メタ視 まなざし

by <べとりん>(講義で習ったのを持ってきました)

 

・「概念堕ち」の研究

「概念になりたい」や「他人が概念にしか見えない」人の話

by <べとりん>(他の複数の人から聞いた内容をまとめてみました)

 

・「届かない星」モデル

漠然と今の状態に不満を持っている人の話

by <べとりん>(他の複数の人から聞いた内容をまとめてみました)

 

・「幸せ」の2つの用法がある

幸せを「外から見た幸せ」と「内から見た幸せ」に分類しました。

by 8月26日研究会